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2014/01/30

影響力

こんにちわ、管理人のJUJUです。
いつもお読みくださり、ありがとうございます。

世の中には多くの人に、または特定の人に、その人間性をも変えるような大きな影響を与えるものがあります。人それぞれ感じるものに違いがありますし、感じ方や受け方も異なりますが、その影響力は計り知れない。
本人でさえ、知らずうちに影響を受けているものもありますね。それはそれで少し怖い気もします。

良い影響なら大歓迎。
自分を成長させてくれるものなら、喜んで影響されたいと願うものです。
ですが、良いものばかりではありません。

長い間仕事で触れていた世界は、やはりというか自分を侵しておりました。普通と思っていたことがそうでなかったりするもので、感覚がマヒしたような状態です。あまりいいとは言えないのですが、一つの勉強だと思ってまた違う環境に慣れる努力をするまでですね。頑張ります。

生ぬるい場所にいたせいで危機感をなくしておりました。
相当なことがない限り、あまり落ち込んだりしない性格でしたが、さすがにダメージが大きい。
己の足で立ち上がるのはなかなか困難。そんな時、自分の背中を押してくれたのは、音楽でした。


耳から入る歌声やサウンドが人の心を変えるほどの影響力を持っていると、自分自身で感じることでその偉大さを知るわけですね。
おおいに励まされました。落ち込んだ自分を引き上げてくれたのは、この音楽なのだとはっきり言えるほど、その力は大きかった。

洋楽でしたので、歌詞からの直接的なメッセージはあまりわかりません。翻訳されたものを読んで知るしかありませんし、理解できる部分のニュアンスで感じ取るしかありません。
それでも、彼らの作る深い音一つ一つが、見事なまでに自分の心を掴みました。

社会人になった頃デビューしたバンドでしたので、長い間耳になじんでいた音でした。
別に昨日今日出会った歌、バンドだったわけではありません。アルバムはすべて持っていますが良し悪しを勝手に決めつけて、最近のアルバムは好きになれないなどとぼやいていたのはつい一年ほど前のことです。

何かのタイミングで彼らのライヴ映像を観ました。来日してライヴを行った時、行くかどうか悩んだことを覚えていたのでその様子を覗きたかっただけでしょう。
ライヴパフォーマンスはいつも通り最高です。うんうん、やっぱりいい声だとか、なんとか。偉そうに評価なんてしてみまして、そのまま動画サイトの波をサーフィンです。

そこで目にしたのが、彼らのドキュメント動画でした。
レコーディングやバックステージなど、彼らの飾らない姿が映し出されていました。
名の知られたビッグバンドですが、音楽を作り出す困難さや真剣さ、メンバー同士での話し合い、険悪モードなものから笑いのあるものまで、デッドライン前の危機的状況など、なぜこれほどまで公にしてしまうのかと疑問に感じるほどの裸の彼ら。

自分たちだけの音を作り出すことにとことん向き合って妥協せず、仲間同士で理解し合い尊重しながらアイデアを出し、他人がつけた評価や枠を壊して、自分たちのやりたいようにやると決めた彼らに、どうしてか救われました。

成功者であるはずの彼らにも困難があり、悩み、嘆く。
それでも前を向き続け、音楽を作り続ける。いい音楽を、作りたい音楽を、聴かせたい音楽を発信し続ける。

素直に「頑張ろう」と思えました。それから、二ヶ月ほど、耳に流れるのは彼らの曲だけです。それもそれで困ったものなのですが。


誰かに影響を与える存在になりたい、などとそんな大それたことは言えませんし、できません。
でも、もし誰かが落ち込んでいて、立ち上がるための助けになれるような、前向きになれるようなほんの少しの励ましになれるような、そんな小さな力が自分の作品にあったらいい。

作品を読んで、お客様に何か感じていただけるのなら、とても幸せです。


然らば、感謝を。
お読みくださってありがとうございます。
厳しい寒さと乾燥が誰かを元気にしています。皆様、インフルエンザ、ノロウィルスなど流行ものにご注意くださいませ。
※CLAP、ランキングへのご協力、たくさんの応援メッセージやコメント、いつも感謝しております!
Merci,vielmal:)


BBQ管理人:JUJU

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