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2014/05/02

バンドマンたちの苦悩

こんにちわ、管理人のJUJUです。
いつもお読みくださり、ありがとうございます。

GW突入ですね。長い休みになりますと、嬉しいことにサイトへお越しくださるお客様が多くなります。
ので、間に合うように作品を完成させることができて、正直ほっとしています。

今回アップ致しました作品は、かなり前から温めていたものですが、完成までに時間がかかってしまいました。
構成の作りがイマイチしっくりこなかったことも理由の一つですが、ドラッグ中毒者の症状に関しての情報を集めることに忙しく、文字起こしまでの時間配分がうまくできませんでした。

ドラッグに関しては個人的にはとても身近なものでして、出会ったことのない方が作品を読んだ場合、少し嫌な気分にさせてしまうかもしれません。もちろん、作品の中でドラッグの使用を勧めているわけではありません。

まったくの逆の意味ですね。
この作品では、ドラッグの恐ろしさを描いているとも言えます。

個人的、と書きましたが、個人的でなくてもドラッグはとても身近な存在です。高校時代、売人は近くにいましたし、クラブに行けば簡単に手に入りました。彼氏が売人だった時にはもう毎日ドラッグ漬けです。
合法ドラッグと呼ばれるものもあり、現実的に見ても誰でも使用できるモノなわけですね。コワイことに。

おいしい話には裏がある、といいますが、まったくもってその通りです。
ドラッグはとてもおいしいモノでして、一度経験しますとまたやりたくなるものです。あの快感は他では経験できないので、もう一度、もう一回だけ、とクセに、いや依存するんですね。そこがまた恐ろしい。

どうか、面白半分でも手を出さないでいただければと思います。


さて、今回の作品「ジ・エンド」は、ジャンルとしてはBLでなくてもよかったのですが、ネタとして考え始めた時にBL色を少し入れるという形でしたので、本当に隠れ味程度にしか表現しておりません。
暴力的というより、ドラッグ描写がありますので、あまり若い方には刺激が強いかなというような適当な考えでジャンル分けを致しました。
暴力的で濃厚なBL作品を期待されていたのなら、申し訳ありません。ご期待にそえる作品とは言えないかもしれません。

ですが、きっとお客様のどなたも、お好きなバンドやミュージシャンがいるのではないかと思うのです。
彼らの周りの環境といいますか、彼らの抱える問題や直面している壁などは、想像を絶するものなんだと思うんですね。
売れるために何をすればいいのか、何が必要なのか、「売れる」とは一体何か。
それは音楽業界で生きている彼らにしかわかりません。

好きだったバンドが時代の流れの中でいくつも消えていきました。

成功と引き換えに彼らは何を失ったんだろうと少し考えます。情報社会の中、多くの批評に晒された彼らが自分たちだけの道を見出すのは、とても難しいのだろうと。

強い信念は、いつかポッキリと折れる日が来ます。

過去に消えていったたくさんのバンドの一つとして、「ジ・エンド」の主人公の所属するバンドZEPTO(ゼプト)をお客様の頭の中で形にしていただければ、大変嬉しいです。


然らば、感謝を。
お読みくださってありがとうございます。
通勤場所が変わり、通勤時間が二時間ほどになりました。電車の中は思いの外居心地のいいものですね。よいネタが浮かぶよう有意義な過ごし方を模索しております。
※CLAP、ランキングへのご協力、たくさんの応援メッセージやコメント、いつも感謝しております!
Merci,vielmal:)


BBQ管理人:JUJU  

◆ジ・エンド

オリジナル小説をアップ致しました。

タイトル:ジ・エンド
完結していますので、お気軽にお読み下さい。
BL弱/暴力的



















世界でその特質した歌声を認められていたヴォーカリスト、クリスチャン・セロ。
彼の突然の死によって、再び脚光を浴びたロックバンドZEPTO(ゼプト)。
そして、作曲家でありプロデューサーでもあるバンドリーダー、メルヴィン・コールマン。

謎の死を遂げたクリス、アルバムの中でよみがえった歌声、批判されるメルヴィンの言葉。

クリスのメルヴィンに対する愛と、
メルヴィンのZEPTOに対する愛は、彼らの心を蝕むものだった。
秘密が明かされ、すべてが一つにつながるその時、何かが生まれる。

※ドラッグ描写がありますので、読む際はご注意ください。

ぜひ、こちらからご覧ください。