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2014/04/25

辛いがお好き?

こんにちわ、管理人のJUJUです。
いつもお読みくださり、ありがとうございます。

ここのところ、長らく更新できておりませんが、作品制作は続けておりますので、今しばしお待ち下さいませ。
どうしてかいくつもの作品を同時に進行させているせいで、進みが悪くなってしまいます。しかも、エンディングに差しかかると指が動かなくなるんです。
終わり方は決まっているのですが、「結」部分の重みに耐えられなくなってしまう。張っていた気持ちが続かなくなるというか、苦しくなるというか。
作品自体の持つ色なのですが、それがまたご存知の通りとても暗いので、書いている本人まで真っ黒に染まっていくように感じます。

辛い。一言でいうと、非常に辛い。

サイトに掲載している小説と映画のオススメを書くため、もう一度ハリウッド映画「ワルキューレ」を鑑賞しました。保管しているDVDケースの中には気に入った映画が入っているのですが、このDVD。なぜか二枚ありました。余程好きなのでしょう。二枚あっても意味はないのですが。

そして、何度も観ているにも関わらず、また泣きました。
結果もエンディングも知っているというのに、何度観ても涙が止まりません。この悲しくもアッパレな最後がこの映画のすべてなのかもしれません。
男臭い彼らの男臭い生き方が、たまらない。制服姿のトム・クルーズが一段と格好良く見えてしまうんです。

「J・エドガー」という映画をご存知でしょうか。
ディカプリオ主演のフーバーFBI長官を描いた作品です。クリント・イーストウッド監督がメガホンを取った映画ですので、毎度のごとく、重くのしかかるような暗さが作品通して体を汚染させるようです。
このフーバー長官は一人の男性と共に生涯を過ごしました。イーストウッドが描くホモセクシャルな関係がまた空気のようで、ちょっとした描写だけで二人の関係をうまく観客に伝えています。

BL作品を書く身ゆえ勉強せねばと思っているのですが、ドロドロねちゃねちゃな作品は読むに耐えない。ということで、彼のBL表現法を学んでみようと思った次第です。

男同士は、愛情より友情を取るのかもしれない。はっきりさせて離れるより、曖昧なままそばにいることを選ぶのかもしれない。
もちろん、はっきりさせたい男も、愛情を優先させる男もいるでしょうけれど、美しさでいったら、答えは出ていると思うんです。

男なら、ぐっと耐える。
それがまた、切なくて辛い。

この「辛い」というキーワードが自分の中でとても大きく比重を占めているというわけですね。
本人はいたって辛い事柄に直面しているわけではありませんし、辛くなりたいとマゾ的思考を持っているわけではありません。

物語の登場人物たちには、ぜひ辛くなってもらいたいと、そう思っているだけなんです。

そして、読んでくださる方にはぜひ、楽しんでいただきたいと思っています。
もちろん、お客様が楽しめる作品を書けるよう、辛くて悲しい作品を見て読んで勉強し、日々精進していきたいと思います。

徒然の更新も久しぶりとなりました。
申し訳ありません。


然らば、感謝を。
お読みくださってありがとうございます。
長い休みの前には少しの浮ついた気持ちになります。どこへ行こうあそこに行こう、などと妄想して楽しんでいます。お出かけになる方がいらっしゃいましたら、くれぐれも事故にお気をつけくださいませ。
※CLAP、ランキングへのご協力、たくさんの応援メッセージやコメント、いつも感謝しております!
Merci,vielmal:)


BBQ管理人:JUJU