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2013/06/15

淡泊な作品

こんにちわ、管理人のJUJUです。
いつもお読みくださり、ありがとうございます。

このたび、少し異なる手法で作品を書いてみました。
いつもなら、作品はすべて頭から書き始め、最後にエピローグを書いて終わりますが、今回は場面ごとにバラバラに書いてみたのです。

プロットはもちろん、細かく書いておきます。それほど、長いストーリーではありませんので、膨大な量にはなりませんが、必要なことはすべてわかるように書き連ねておきます。

重要な会話。言葉や仕草、小物の登場のタイミングなどはプロットにすべて組み込まれています。
ですが、やはりストーリーには流れというものがありまして、頭から書くことによってスムーズに進むと思っていました。
新たなスパイスも加えやすい分、迷子になる傾向もありますが、それでも読者様にとって物語の流れというものは何よりも大事ではないかと思うのです。

この手法は、長編を書く際に使ったりしたのですが、それは場面がマチマチであって、登場人物の年齢も描く背景も違う場面であって、同じ日、同じ場所、同じ登場人物でこの手法を使うことはありませんでした。

よって、とても淡泊な作品が出来上がったと思っています。
感情を外において描くことができたということですが、よく作者自身がストーリーに入りすぎて、読者を置いていくことがあります。場面を正確に思い浮かべられるのは作者だけで、会話のイントネーションもその場の雰囲気も、作り出した人間にしかわかりません。
それを読んでくださるお客様にまで伝えることができて、物書きと言えるのではないかと思うわけです。

この入り込みは決して間違っているわけではありませんが、第三者としての視線を忘れてしまうことがあります。
場面の空気を、伝えなければなりません。
物語の色を、感じてもらう必要があります。

となると、淡泊が一番です。
熱し過ぎず、決して冷め過ぎず、ただ淡々と作品を書くのです。

でも、つまらない。ええ、とってもつまらんのです。

気持ちのこもった作品を書きたいものですね。そして、想いのつまった物語を作りたいものです。
それにはバランスが必要です。
作者の目、読者の目。熱い想い、冷静な気持ち。

あつく熱しても、気持ちを伝えられる、そんな作品づくりをしたいです、と、ただ言うだけではいけませんね。
ということで、そんな淡泊な作品を楽しんでいただけたら、とても嬉しいです。
冷め過ぎて、読者様が熱くならなかったら、どうしましょう。とても不安です。

そんな時はまた果敢に挑戦します。
挑戦に終わりはない。


然らば、感謝を。
お読みくださってありがとうございます。
梅雨といえど雨が降ってくれず、傘だけが邪魔もの扱い。夏の猛暑のために降ってくれるよう祈るばかりです。早くも熱中症の季節に突入ですので、くれぐれもご注意くださいませ。

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BBQ管理人:JUJU

2013/06/14

◆グッバイトーキョー

オリジナル小説をアップ致しました。

タイトル:グッバイトーキョー
完結していますので、お気軽にお読み下さい。
BL/ノーマル作品

紺に赤いベルトのクロックス。黄色のベルトのついたグリーンのクロックス。
二つのサンダルには、お揃いのジビッツがついている。

「今すぐ会いたい」
千枝(ちえだ)の珍しい言葉に、戸惑うフジの願い。
 何かあったの? と聞くフジに答えない千枝の気持ち。

ぶつかる想いに応えられるのか?


ぜひ、こちらからご覧ください。

2013/06/06

リアル in リアル

こんにちわ、管理人のJUJUです。
いつもお読みくださり、ありがとうございます。

ブログ移行作業になかなか手間取っています。
あらすじをブログに書いてしまったがために、こんなに面倒な作業をするハメになってしまい、自業自得ですね。

ですが、こちらのGoogleブログ「Blogger」も使い勝手がよいので、気に入っています。
お手数ですが、ブックマーク・お気に入りをされていらっしゃいましたお優しいお客様は、 変更をお願い致します。

さて、リアルさをどこまで追求するか、なかなかの難題です。
あまりに近すぎますと、それは存在する誰かを描いているように感じます。 とことんリアルさを求めて色々と調べますと、その人のことが書きたくなりますし、現実に存在する人を使った妄想の世界に飛んでいってしまうわけです。
そんな危ない橋を渡るつもりは毛頭ないのですが、近い作品はあるかもしれません。

なんとも、畏れ多い。

スポーツに関係する作品が多くなりまして、その傾向が強く出ていると思います。
現存するアスリートたちがあまりに輝かしく、眩しいので、どうしても描きたくなってしまうのです。
いやいや、マズイぞ。そういって他の作品を作っていても、なんでか出てくるスポーツネタ。好きもほどほどにしないとそのうちパスが必要な作品ばかりになってしまいますね。

気を付けます。

どうしても書きたかったSM作品。そこにリアルさがどれほど表現できているかはわかりません。
ですが、痛みは初めから気持ちいいものではなく、行為は初めから感じるものではないということを教えられた時の自分の受けた衝撃は忘れられません。
それが、リアルであり、本物なのだと知らされました。

たくさんの作品が世の中にあり、サディストは苦痛を与えること、マゾヒストは苦痛を与えられることに快感を得ることは当たり前の設定になっています。
ですが、本当はもっと深い部分での痛みとの関係なのだということを書きたかったんです。彼ら(彼女ら)も痛みは嫌いであって、愛する人からでないと耐えることはできない。
愛のある鞭だとしても、それを我慢することは並大抵のことではない。
それを乗り越えることが関係の深めることで、誰よりも、どんな形よりも、大きい壁に対峙しているんでしょうね。

最近アップしましたいくつかの作品は、その困難な状況を乗り越える関係を描いてきましたが、現実にはそんな簡単に誰にでも乗り越えられるものでもないのでしょう。

リアルさの中の、真のリアルさは、まだまだ手が届きません。
精一杯手を伸ばして、掴めるよう頑張ります。


然らば、感謝を。
お読みくださってありがとうございます。
梅雨に入った途端、天気の良い日々。傘もただ邪魔に感じるだけですが、日傘兼用で強い日差しもブロックです。日焼け止めを忘れずにお出かけくださいませ。

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BBQ管理人:JUJU