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2013/10/18

身近という強み

こんにちわ、管理人のJUJUです。
いつもお読みくださり、ありがとうございます。

便利なもので、桜田門関係者が身内にいます。
「桜田門」とは警視庁を指しますが、一応過去のことですので、"元"と書いておきます。

警察用語というものはネットで調べれば簡単にわかりますが、あまり使われていない用語もありまして、作品に書いて恥をかかないように、聞くことにしています。

必要に感じた時にメールや電話で聞くのですが、その度「今度は何? どんな事件?」とニヤつかれ、相手にするのが少し面倒なこともあります。
ですが、そこは作品のためと思ってぐっと堪え、教えを請うわけですね。

「器物破損」
聞いたことがあると思いますが、実は「器物損壊罪」という罪名でして、警官は使わないそうです。
しかも、言葉としては「器物毀棄(きき)」と言うらしく、立件する時にしか刑法に載っている罪名を口に出して使ったりしないとか、アレコレ事情があるようです。

時代によっても用語は変わるようで、その時々で流行りもあるとか。
警察官も流行遅れとか言われるんでしょうか。 日々、悪と戦っているというのに、色々と大変そうですね。

本当に、毎日毎日悪と戦っているのかと言われれば、身内を見る限りそうでもなく、普通のサラリーマンとあまり変わりません。
飲んだくれて帰ることもありますし、スナックの姉ちゃんにハマってみたり、同僚の手を煩わすこともあります。

そんな普通の人たちが桜田門の名を背負って、悪と戦うんですから何やら色々あるのは仕方がない。
身内を庇うわけではありませんが、彼らも人間ですので、個人的には多少のことは許してあげています。至極最近、シートベルトで捕まりましたので、交通課の制服警官は好きになれませんけれど。


身近に関係者がいるというのも理由の一つだと思いますが、自分の書く作品に警察官が出てくることが多いですね。
「警部:手塚」の手塚もそうですし、今連載中の「Burning Blood」の奈良もそうです。
どうやら自分の好みのようですが、だからといって警察官に憧れを抱いているというわけではないようです。
正義であってほしい警官ですが、登場するのはダメ刑事ばかりで、その人間らしさにそそられるということでしょうか。
桜田門関係者であった身内には、口が裂けても言えない事実。

「事件は解決したの?」
そんな風に聞いてくるもので、事件も何も起きたわけじゃないし、作品の中の刑事は皆他のことで手一杯で、悪になんて構っていられない。
「取り調べ室の中で手錠はしないよ」とか、余計な情報をもらっても使いようがなかったりするもので、お礼に美味しいケーキを買っていくぐらいしかできません。

でも、情報源が近くにあることはとても有難いことで、身近なものを題材にして小説を書くことから始めた自分としては、警官の登場はごく普通のことだったと言えます。

ネット社会ですので、情報はいくらでも手に入ります。
でも、やはり生の声は一味も二味も違うものですので、それがどんなものでも身近という強みは使うべきなんだと思いました。

そういう意味で、趣味は多くてもいいし、ミーハーに色々なものを好きでいることも、題材に困らないための一つの策と言えるかもしれません。


然らば、感謝を。
お読みくださってありがとうございます。
台風によって大変な思いをされた方がたくさんいらっしゃるようです。どうか皆さんご無事で。家があって食べるものがあれば、人は幸せを感じることができるものです。
※CLAP、ランキングへのご協力、たくさんの応援メッセージやコメント、いつも感謝しております!
Merci,vielmal:)


BBQ管理人:JUJU

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