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2013/10/04

一貫性を貫くための【Ctrl+F】

こんにちわ、管理人のJUJUです。
いつもお読みくださり、ありがとうございます。

色々な作品を同時進行で書いていると、迷うことがあります。
季節感を表現するもの、それを間違えたりすると以前書かせていただいたことがあるのですが、今は少し違います。

一人称と、三人称。
ふと、どちらにしていたか忘れてしまうのです。
書き方自体は全く異なるものなので、本来の形を間違えることはないのですが、言葉の使い方というのでしょうか。

一人称は、主人公目線ですから、その人物の特徴が文章に表れますね。
乱暴な言葉は使わないとか、「だけど」や「でも」といった否定語の使い方、堅苦しくない言い回しなど、主人公にした人物の特徴を捉えた書き方をします。

三人称はというと、作品ごとに変えることが多いと思います。
今回の連載作品である「Burning Blood」は三人称ですので、登場人物の誰の目線でも書くことができますが、一貫して少し雑な書き方をしています。
それは描きたい人物たちを身近におきたいからですが、この乱暴な言い回しが他の作品に反映してしまうのはいただけないわけですね。

反対に、乱暴な言い回しをしなければいけない作品中に、丁寧で優しい色の文章が入っては一貫性に欠けてしまいます。

よって、同時進行している作品が、今回の連載作品と一人称の優しい色の作品となりますと、その色によって書き方を変えなければならないというのに、それが混ざってしまうことがあるのです。
困ったことに、何度も書き直しをしなければなりません。
「おっと」とか「なんか違うな」とか、一人ぼやくことも少なくありません。

『でも、ヨシキがいなくなって…』
キーボードを打つ手を止め、ふと考えます。この作品に「でも」って使ってるっけ?
そして、その作品の文章すべてに検索をかけて「でも」を探します。
はい、やっぱり使ってない。続いて「だが」を検索で探しますと、出てくる出てくる。

この作品には、「でも」は使わず、「だが」を使っていると思い出すわけです。

他の部分では、漢字の使い方でしょうか。
それは一人称、三人称の区別だけではなく、作品に一貫性を持たせるためと、読者に混乱させたくないがために行っていることですが、ひらがなと漢字の両方を使い分けるということです。

「ため息」「溜め息」
「かける」「掛ける」
「いびつ」「歪」
「さわる」「触る」
「つく」「付く」

常に、言葉を漢字に変換していると、読みにくいこともありますので、自分は使わない漢字もあります。
どうしても必要な部分にだけ「掛け」「付く」は使用しますが、あまり作品の中では見ないかもしれませんね。

作品を書いている最中、いつも検索をかけています。
一貫性を保つために、必要な作業だと思いますが、誤字をなくすのにも役立っていると思います。

【Ctrl+F】全検索。
パソコンってなんて便利なんだ、といつも有難く思っています。

一貫性を貫くために面倒でもやらなくてはいけない作業というものがあります。
それが、【Ctrl+F】


然らば、感謝を。
お読みくださってありがとうございます。
寒くなりました。十月なので当たり前なのですが、半袖時代(?)が懐かしい。あまり無理して薄着でお出かけしませんように。お体にお気をつけくださいませ。
※CLAP、ランキングへのご協力、たくさんの応援メッセージやコメント、いつも感謝しております!
Merci,vielmal:)


BBQ管理人:JUJU

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