COUNT:

2013/03/07

理想の形

こんにちわ、管理人のJUJUです。
いつもお読みくださり、ありがとうございます。

身内の突然の不幸に、少し忙しい一週間を過ごしました。
よって、罰当たりと思いつつも、葬儀ネタができあがりました。不謹慎ではありますが、人生の最後の門出をきっちりと見送って参りましたので、どうかお許しください。

彼は、余命を聞かされてから一ヶ月ほどで旅立ちました。
親族は皆、泣きながら最後の別れをし、笑いながら思い出話に花を咲かせました。
人の最後に立ち会うという機会は、悲しいかな、年を重ねるほど多くなりますね。見送る方も、見送られる日が着実に近づいたと感じるわけです。

自分の葬式には、居眠りしないお坊さんがいいとか、格好良く映った遺影がいいとか、あーでもないこーでもないと要望を口にしてしまいます。
ですが、要するに大事なのは、残った者たちがどう感じるか、なのではと思います。
それは同時に、生きているうちに何ができて、何が残せるか、ということです。
半分寝言のようなお経でも、不細工な遺影でも、それはほんの最後の一瞬の出来事であり、その人の人生はもっと長く、もっと尊い。
彼が生きているうちに、自分に残してくれたものを思えば、涙が勝手に流れますし、笑顔も漏れます。
悲しい「さようなら」であっても、今までの感謝を「ありがとう」の一言で伝えられれば、きっと彼は満足なはず。
神様なのか、仏様なのか、彼を迎えてくれたその先に、苦難はもはやないでしょう。
理不尽な死でない限り、全うした人生を温かく閉じさせてあげてもいいのではと思いました。
兄弟や従妹たち、甥や姪っ子、小さな孫たちに見送られ、花を添えられた綺麗な彼を見て、自分もいつかこんな風に見送られたいと感じました。

時間がないとか、忙しいとか、面倒くさいとか、あれが嫌だ、これが嫌だと、色々なことに目をつぶり、逃げていれば、それだけ遠のく理想の形。
少しでも近づけるよう、今、生きているうちに何ができるか、何が残せるか。

只今、勝負中です。


然らば、感謝を。
お読みくださってありがとうございます。
話題のPM2.5以上に恐ろしいスギ花粉が日本を襲っています。眼鏡にマスク、飲み薬に点鼻薬。完全防備で乗り切りましょう。

※CLAP、ランキングのクリック、励みとなるコメントの数々、いつも感謝しております!Merci,vielmal:)


BBQ管理人:JUJU

0 件のコメント:

コメントを投稿